YDFの佐藤です。
YOKOHAMA Diner.FCは、2024年2月18日(日)で開業から、2024年2月19日(月)で初出船から二周年を迎えます。
YOKOHAMA Diner.FCの2年目のフォーシーズンは、初年度より沢山のゲストにお越しいただき、一つ一つの釣行で鮮やか且つ彩々な感動をいただきました。
改めまして、心より深く感謝申し上げます。
3年目となる来週以降も、一つ一つの釣行においてドラマを生み出せるよう、全身全霊でお手伝いいたしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
ということで、2024年の300便超の釣行において、インパクトがあった便ランキングを記します。
※本ランキングは「本数が多く出た」「良型が釣れた」等の基準ではなく、あくまでも私の中で印象に残っている釣行のランキングです
第五位 2023年12月03日 「ビッグベイトシーバス・アジ便」
チャーター便、乗合便ともにお越しいただくベテランゲストのビッグベイトチャレンジ便。
トップウォーター自体も初挑戦というゲストがアマゾンペンシルを撃ち込むこと10分。
コノシロ反応がかなり強烈に出たところで、ゲストのロングキャストが決まると、私の頭の中はジャグラー中段チェリー。
ゴリゴリにねじった右ボタンを離すと、激しい水柱とともにその姿を現したランカーシーバスを強烈フッキング。
正解が見え辛い印象もあるビッグベイト、さすがの技術をもって早い段階で結果を出していただきご満悦でした。
この日からビッグベイトに魅了されたゲストは、もちろん別日でもゲット&ゲット。
しかしながら、ビッグベイトで釣った後には脳汁がアレでアレになってしまうのか、釣った後にいただくお写真撮影の際に「魚の持ち方がわからなくなってしまう(魚のお腹と背中を逆さまに持ったり)」というアフターエフェクト持ちの体質となっておりました。
ビッグベイター覚醒、ご愁傷様おめでとうございます。
第四位 2023年12月09日 「シーバス便」
シーバスが絶滅したのかと思うほどに厳しい釣果が続いた2023年の夏。
そんな夏に初めてお越しいただきノーヒットで完、夏を越えたハイシーズンにもリベンジでお越しいただきましたが、季節外れの夜光虫大発生により、まさかのミニサイズのみで完。
いや、私もかなり悔しく、遠方からお越しいただいたゲストに対してかなり申し訳なさでいっぱいだったのですが、「今年のリベンジは今年のうちに」ということで、年内の師走に改めてご予約をいただきました。
最高&最高&重圧&最高。
結果は良型連発でリベンジ大成功。
いつも当釣果ブログをお褒めいただいてるゲストのお写真を掲載することが出来て心から嬉しかったです。
そしていつも大量のお酒のプレゼントをいただきありがとうございます。
ご乗船いただくだけでも嬉しいので、今後はお気遣いなさらぬようお願い申し上げます。
本文とは無関係ですが、なんか喉が渇いてきました。
第三位 2023年4月01日「シーバス便」
ハイレベルな技術をお持ちの常連ゲストのファミリー便。
小学校中学年の釣りガールにご参加いただきましたが、ストイックにシーバスオンリー。
序盤からなかなか渋い日ではありましたが、釣りガールの鮮やかなキャストが決まるとドン。見事、50cmクラスを一人でゲットすることが出来て船上が感動に包まれました。
その後も渋さが続いたままラスト一投、急なボイルを見逃さなかったチームプレイもあり、お母さんのキャスト一閃が決まるとこちらもドン。
無事に全員ゲットでドラマチックなファミリー便となりました。
翌日、当該釣果ブログを読んでいただいたゲストより「うちの嫁も褒めてましたよ!『半分ぐらい何言ってるか分かんないけど、文章上手だね』ってw」とのご連絡をいただきました。
読み返すと私自身も「何書いてるんだろこれ」と思う記事が多い中、半分くらいは判っていただけているようでありがとうございます。
第二位 2023年07月29日「シーバス便」
Youtuber 電脳ぱんださん&いつもハイテンションな常連ゲスト「つるりん」さんによるシーバス乗合便。
この日から約一か月前、両メンバーもご参加の地獄赤潮激渋修行乗合(本命のシーバスは上がらず)があったせいか、とにかく潮色が気になっていた日。
この日ももちろん熱帯夜で地獄水温でしたが、直近の天候により少しだけ潮色が回復していた印象。
ランガンすること約二時間、アタリがポツポツでやはり修行気味。
しかし今回は潜ってでもシーバスを捕まえたい、という気合により、小学4年生の時にバック宙をして失敗して打って縫って一部ハゲた頭をフル回転させつつ有望ポイントへ。
すると、ここから約二時間、同じポイントでひたすらゲット出来まくる展開。つるりんさんの大事なチノパンも血まみれ。
日が昇り明るくなっても食いまくるシーバスの勢いに、終始テンション爆発。
2023年、真夏の夜の奇跡でした。
この日の模様とつるりんさんのチノパンは以下で視聴出来ます。
番外編① 2023年03月07日 「シーバス便」
私が勝手に「女神(アテナ)」と呼んでいる百川晴香さんの初乗船。
お父さんとともにご乗船いただきました。
スギ花粉の飛散量以外は完璧なコンディションの海上&お二方の技術で人生初シーバスを連発。
私はというと、花粉による鼻詰まりで鼻から「フエラムネ」を吹いた時のような音がエンドレスで鳴り続けた日ではありましたが、シーバスの強烈な引きを味わっていただけて最高。
初春を感じながらの爽やかな早朝便となりました。
この日の釣行以降、百川晴香さんは当ブログのアクセスランキングで、長い間王座に君臨しておりますが、私の「鼻から出た面白い音ランキング」1位は電子決済音「WAON!」に酷似した音です。
鼻をすする度に起こる強制決済はさすがのさすがに意味不明。
ちなみに、ご本人に向けて直接「女神(アテナ)」とお呼びしたことはなく、そもそもブログで百川さんを突然「女神(アテナ)」と書いた当時の思考回路が不明でしたので試しに回想したところ、それは百川さんが「女神(アテナ)」故の「女神(アテナ)」故でした。
出典:聖闘士星矢
番外編②
・2023年03月19日 「シーバス便」
・2023年04月15日 「シーバス便」
― 2尾の蠍の御霊が鎮まる戦地、東京湾。
大自然との闘いにおいて、ルアーを武器とするならば、タックルは心臓である。
まずは、釣行中の船長の操舵席からの光景を想像してみてください。
「船首にて2~3名様のゲストがストラクチャーに向けてロッドを振り、ルアーを撃ち込んでいる」シーンが浮かんでくると思います。
この仕事において私の目線からは、当該シーンを見ている時間が圧倒的に長く、またいつも様々なドラマのスタートとなる光景です。
しかし、こちらの2便では突然、
「ルアーを投げているはずのゲストが、何も持たずに船首で立ち尽くす」
というシーンが繰り広げられました。
両日、「あれ、この船タイタニックだっけか」と錯誤してしまうと同時に、フェードイン気味で頭の中に流れてくる蠍への鎮魂歌「心臓を捧げよ!」。
1つ目の心臓はバックラッシュにて、2つ目の心臓は雨によるスライドにて鎮んで行きました。
ちなみにこの2便は、奇しくも進撃の爆釣。
本日もまたgive and takeの精神で、YOKOHAMA Diner.FCから蠍への鎮魂歌を送ります。
TVアニメ「進撃の巨人」Season2 OPテーマ
「心臓を捧げよ!」
捧げよ!捧げよ! 心臓を捧げよ!
全ての犠牲は 今この瞬間(とき)の為に!
捧げよ!捧げよ! 心臓を捧げよ!
進むべき未来を その手で斬り拓(ひら)け・・・・・・
by Linked Horizon
©Pony Canyon Music
一位 2023年05月15日「シーバス便」
おそらく、多少、多分、栄えある第一位は、番外編に登場したゲストが心臓を捧げてからちょうど1ヶ月後のナイト便。
大自然との闘いにおいて、ルアーを武器とするならば、タックルは心臓。
船長の武器は船艇とするならば、「目」は釣行当日に成果を上げるための様々な必要事項を集約させる心臓である。
この日は爆釣に次ぐ爆釣に次ぐ爆釣で、ルアーを投げるとすぐに良型が食ってくる超展開。
比例して、私のランディングも増え、魚からフックを外す作業も増えます。
かなりの本数を上げたあと、ルーティンの如くフックを外す私。
その時、突然視界が閉ざされます。
私「あ、あれ?」
厳密に申し上げると、視界がかなりぼやけた感じではありましたが、とりあえず視界が悪い。
視界がぼやけたショックにより、現実の思考回路もぼやけておりましたが、原因を考えます。
すぐに前の瞬間に起こったことを思い出しました。
ロッドの置き方をミスしたのか、フックを外す際の突然の魚の暴動とロッドの反発で、以下のような事象が起こっておりました。
額とメガネの間に竿先が侵入し、
↓
大自然に帰還するメガネ。
視界がぼやけたその後、ゲストのお二方には恐縮でしたが私の「目」となっていただき、なんとか…というかその後も進撃の爆釣を続けての帰港となりました。
本日もまたgive and takeの精神で、YOKOHAMA Diner.FCからメガネへの鎮魂歌を送ります。
TVアニメ「進撃の巨人」Season2 OPテーマ
「心臓を捧げよ!」
捧げよ!捧げよ! 心臓を捧げよ!
全ての犠牲は 今この瞬間(とき)の為に!
捧げよ!捧げよ! 心臓を捧げよ!
進むべき未来を その手で斬り拓(ひら)け・・・・・・
by Linked Horizon
©Pony Canyon Music
以上です。
それからというもの、私は不測の事態に備え、常にメガネをIKKO…1個ではなく2個、コンタクトレンズ数セットを船に常備するようになりましたが、基本的に同じようなデザインの物を複数買ってしまう人種である私のメガネは、やはりデザインが似たような感じです。
2023年5月15日に鎮んだメガネもメインのメガネもスペアのメガネも実は全く違うメガネなのですg…
最後に、この謎ランキングにランクインされたゲスト(対象記事に写真が掲載されているゲスト)は、次回のご乗船の際にお知らせくださいませ。
ささやかではございますが、とあるものをプレゼントをさせていただきます。
3年目のYOKOHAMA Diner.FCもよろしくお願い申し上げます。
YDF佐藤